『STARTUP アイデアから利益を生み出す組織マネジメント』を読んでみて。スタートアップとコンテンツビジネスには共通点がありすぎる。

レビュー

ブーバです。

『STARTUP アイデアから利益を生み出す組織マネジメント』
という、かなり勉強になる
いかつい本を読みました。

学べるところがめちゃくちゃあったし
自分の発信にも活かせるなー!と思ってます。


個人で稼ぐのに組織マネジメントの本?


と思われるかもしれませんが、
ぶっちゃけ組織マネジメントについては
あまり書かれてません笑


0の状態から売り上げを立て、
会社として大きくしていく段階の
スタートアップと、


0から情報発信を始めて
より強い仕組みを目指す
コンテンツビジネスには深い共通点があるので
役に立ちますよ。


ここに学んだことを書きますね。

何かを伝えるときに、物語は使える。娯楽性は大切。

そもそもこの本は、
ビジネスを始めるときに大切なこと、
起業に必要な原理原則を

小説を通して教えてくれる本です。


ビジネス書だけど、物語です。


実際読んでてめちゃくちゃ面白かった。
僕としてはビジネス書を読むときのモチベは

「なんか勉強になることないかなー」

といった感じで、娯楽じゃなくて
がっつり勉強!という印象なんですが、


この本に限っては娯楽でしたね。
ストーリーとして面白かったので。


自転車事業を立ち上げて一年、
思うように売り上げが立たずに悩む
主人公の既婚男性オーエンが、

ひょんなことから
ポーカー(トランプの賭け競技)の
世界大会に出場することに。


会場で出会った、
名のある企業を何度も立ち上げた
美女社長のサムに出会って

彼女からスタートアップのイロハを学んでいく
というストーリーなのですが、


サムと、妻のリサが出てきて
恋愛要素もありーの

ポーカーの頂上決戦の時の
スリリングな展開もありーので


普通に小説として楽しめました。
それでいてがっつり学びになっているので
作者のダイアナ・キャンダーさんお見事!!
と思いましたね。思惑通りです。


ちょっと目次だけ見ていただきたいんですが

小説の目次とは思えないですよね!笑

ここだけ見るとガチガチのビジネス書です。
一つ一つ伝えたいことが
物語に載っているから、
かなりわかりやすく入ってきました。


やっぱり娯楽性大事!
面白いって価値になると思いましたね。



僕もメルマガでは
物語を使うことが多いですが、
同じ意図です。


登場人物がいて、話が進んでいく。
ストーリーという形式は
マジで読みやすいし頭に入ってくるので。


以下から内容にも触れていきます。

お客さんを見るべし。全部お客さんありき。商品から作るのはおかしい。

本書では
「スタートアップの絶望ループ」
というものが紹介されています。

簡略化するとこんな感じ。


アイデアを思いつき

アイデアを元にあっと驚くような商品を作り

ブランドやロゴを製作し

最後に顧客を探す。

顧客が見つからない。商品が売れないのでまた違うアイデアを探す

以下繰り返し・・・


これはアカんです。絶望です。
自分のアイデアが先行して、
お客さんをまるで無視しているから。

でもこの絶望ループ、まさに昔の僕なんですよね。

記事を書くときも
「何を書こう・・・(頭の中だけで考えて)そうだ!〇〇について書こう!」
って、まずアイデアが浮かぶんですよ。

それを元に書いてみる。

で、Twitterで見せて見る。

アクセスは集まりません。
ただ学んだことをそのまま載っけた
自己満足の記事だからです。


でもそれに気づかず、
「アクセス集まらないな・・・
ネタがまずいのかな??」と思って


また頭の中でネタを探し出すわけです。


ビジネス開始1ヶ月半くらいは
このループをやっていたと思います。


いやーーーー本当に苦しかった。
自分では何がいけないかわからないのが
苦痛でしたね。


実際に読んでくれる読者さんのことが
見えていないと、
どこまでいっても自己満足記事なんですよね。


本書で正しい順番は

アイデアを思いつき

そのアイデアで救える顧客を探して

データを元に商品を作り

ブランドやロゴ制作

と紹介されていましたが、
コンテンツビジネス(記事を書く時)に関して言えば
僕はこれも違うと思ってます。


正しくは、

顧客を探す

アイデアを思いつく

商品(記事)を作る


これでいいです。

まず、お客さんを見るべき


僕のブログはこの順番にしてから
変わりましたね。


実際の読者さんを観察して、
その人の問題をどうにか解決するための記事を書く。

具体的にはTwitterで自分が救えそうな
1アカウントを見つけて、
その人が喜びそうな記事を書く。

その人の問題を解決すれば勝ち。
他の99人につまらん。と言われても、

狙った人が「面白い」「ありがとう」
と言ってくれれば勝ち。


本当に、たった一人のためだけに書く。
こんな記事をずっと書き続けてきました。


今でもそうです。
「誰に向けて書こう??」
「誰のどんな悩みを解決しよう??」
というのは常に考えています。


常に想定しているお客さんがいるから、
誰か一人には必ず響くようになっていますし、
そもそも圧倒的に読まれるようになりました。


「顧客を見ろ。顧客を知れ。」
このことが経験値として入るだけでも
この本を読んでよかったなぁと思います。


というか、主人公のオーエンが
何度も何度も早まって失敗しそうになるんです。


顧客インタビューをして、
オンライン店舗じゃ売れないと分かってから
「じゃあ実店舗を構えればいいんだ!」
と有頂天になったり。


その度にサムやリサにたしなめられる。
本当にお客さんに聞いたの?
それでお金を払ってくれるの?


これは誰もがやりがちだなーと思いました。

「その問題は本当に深刻か?
正しいか?解決策は妥当か?
顧客はお金を払うか?」

物語の中では、
自分でもやりがちなミスを一つずつ
潰していってくれる。
それは違う、とたしなめてくれる。


だからこそ、
『経験値として入るだけでも
この本を読んでよかった』

と言ったわけですね。


ううん、深い小説だ。

お客さんは非合理的。どんなものにお金を払うか、きちんと学ぶべし。

先ほどの話と関連するんですが。


人間っていつも合理的な判断が
できるわけじゃないです。

というかいつも非合理的です。


全員が合理的なら
体に毒なタバコを吸う人はいないはずだし、
お酒を飲みすぎて楽しくなって
酔っ払って事故を起こしたりしません。


まーじで、楽しかったり
ノリだったりお金を払うのが人間ですよね。


その辺はこちらで詳しく書きました。
真面目な人間が損をするという話です。
月収706万起業家ホンユウタさんの懇親会。2時間前に超飛び入り参加を決めて得たものは・・・


払う金額とかも、
人間って非合理的だと思います。

海外旅行になら平気で
10万円とか使えるけど、
人生を変えるかも知れない教材には
なかなか10万円払えなかったり。


逆に勢いで40万円の教材を買っちゃうけど
ふとしたことで800円くらい損して
萎えちゃったり。(僕です)


そんなもんです。


非合理的だからこそ、
顧客リサーチが重要になってくる
というわけですね!


だって合理的に推測できないんだもん。


とにかく、顧客を知るべし。


そういえば僕も、
セミナーや懇親会で参加者さんと
お話ししていると
想像もできなかった悩みを
いただくことがあります。


それに答えるようなメルマガを書いたら、
かなり反響をいただきました。


前の段落に戻っちゃいますが、
とにかくお客さんを知らないと何も見えませんね。

やってから考える。テストマーケティング。推測は推測にすぎない。

僕が本書の中で気に入ったセリフがあります。


『恐れに屈して何もしないというのでは駄目。とにかく何かして。ひょっとしたら正しい判断ではなかったと後で後悔するかもしれない。それでも何もしないよりはマシなの』


と、起業家の大先輩サムが
主人公オーエンにかける言葉。


起業家たるもの、行動あるのみ。
そう思わされますね。


どんなに賢い人が理論を打ち立てても
それは推論でしかなくて。


僕らのビジネスで考えると。

こうやったらうまくできるだろうな・・
という憶測のみで進めて言ったら、
大抵の人は稼げません。


実際に出してみないと
お客さんにウケるかどうかはわからないですから。


僕もたまに、メルマガでノリで
企画したりしています。


返信してくださった方に特典レポートあげます!とか。


これやると、どのくらい反応が来るか
わかりますよね。

やらないとわからないままです。


ウケたら大々的に企画をやればいいし、
もしウケなかったら諦めればよし。
※実際にメルマガで企画しますからね。


これがテストマーケです。

大失敗しないために
小さく賭けて、テストすべし。


まあここはともかく、行動した人だけが勝つ。
とだけ覚えていただければ大丈夫です!

行動して、フィードバックを得て改善して、
さらに行動する。
こんな人が一番伸びます。



「私にはまだ何も発信することが無いよ〜」

は、完璧主義です。
まずは出せるものを出す、テストする。
そこから考えればいいです。



僕も師匠にそんな指導をされます。
やってから考える。気になったらやればいい。


それはリアルだろうとオンラインだろうと
変わらないんだなぁ、と思ってました。

アクセス数が増えても稼ぎは増えない。

重要な数字を覆い隠す「バニティメトリクス(虚栄の指標)」
物語の中で、そんな指標が紹介されてます。



虚栄の指標=アクセス数。


物語では主人公オーエンが
アクセスは200%増なのに、
どうして売り上げが伸びないんだ〜〜!!!

と頭を抱えていました。


最近僕のフォロワーさんでも、
なかなかアクセスが引っ張れない、、、
と嘆いてらっしゃる主婦の方がいました。


でも、そもそもアクセス数が
解決すべき原因かわからないと思うんですよね。


アクセス増やしたところで
ダメな時はダメでしょ・・・と。



実際、僕のブログのアクセス数は
初心者ブロガーの方にも
劣るかもしれません。
いって200とかなので。


でもただブログを書いているだけだと、
5万pvを叩き出しても、
収益は1万円ほどだったりします。


利益はアクセス数に比例しないということですね。


このあたりは完全に知識ゲーです。
知ってる人が、勝ちます。


スタートアップだろうと、同じ。
大切なのはアクセスじゃない、集客じゃない。
その考え方も紹介されているのは良いポイントでした!

最後に

ネットビジネスのことを、
ネットビジネスの教材じゃなくて
他の題材から学びました。


これ、視点の抽象度が上がって
とても良いです。


あとは目次を見ていただければわかるように
この本は学びが多かったです。
ここでとても紹介仕切れないくらいに。

再掲


ガンガン売り込む気はありませんが、
良書なので、興味のある方はぜひ。



それでは!


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